海の危険生物を知ろう

海の危険生物を知ろう

海には危険な生物が数多く存在しています。水中生物は、想像以上に猛毒を持っています。以下の生物には十分ご注意ください。

身近な海の危険生物

・ハブクラゲ

被害届の大半がこのクラゲによるものです。これに刺されると、疼痛・発赤・みみず腫れ・じんましん・意識障害などの症状を引き起こし、場合によっては死亡するケースもございます。

(対処法)もし刺されてしまったら、刺された箇所に酢をかけましょう。被害を最小限に抑えられます。

・オニヒトデ

棘には強い神経毒があり、皮膚に刺さると毒素によって激しい痛みを伴います。アナフィラキシーショックを引き起こし、死亡に至る危険性もゼロではありませんので、見かけた際には近づかないようにしましょう。

(対処法)40〜45℃程度のお湯に患部を30〜60分浸す。毒毛を取り除いて患部を洗い、アルコール消毒する。

・アンボイナガイ

アンボイナガイは、イモガイ(巻貝)の一種ですが、ただの貝だからと侮ってはいけません。「海の殺し屋」と呼ばれるほど猛毒を持つ(刺されると最短1分で死亡する)ことで知られています。磯遊びや海水浴を楽しむ浅瀬にも生息しますので、大人だけでなくお子様も注意が必要です。

(対処法)刺された箇所を切開して毒を吸い出す。受傷部より心臓に近い部分を縛る。

もし被害にあったら、自己判断せずに病院で検査を受けることをおすすめします。毒の中には激痛ではなく全身麻痺や呼吸困難などを発症する場合もありますので、息苦しく感じた時は118番・119番へ連絡を入れ、救急要請を行いましょう。

予防対策

  • ・知らない生物には素手でさわらない
  • ・人気のないビーチは避ける
  • ・2人1組で行動し、一人での行動を避ける
  • ・侵入防止ネットがある場所で泳ぐ
  • ・肌を露出しない(暑くてもライフジャケット・ウェットスーツ・ラッシュパンツ等は着用しましょう)

このような対策をとることで危険を回避できます。マリンスポーツを楽しむためにも装備や備品の充実は必須です。マリン用品通販にてお探しでしたら、ぜひ弊社をご利用ください。